ISBN:4840225273 単行本 高野 音彦 メディアワークス 2004/03/25 ¥1,470
 
 
 すべてを失った世界で、
  僕は君と出会った――。

 
 
 
ヒトを失った世界で、『僕』は少女と出会いました。
 
ひどく簡単に言ってしまうと、これがこの物語の全てです。
結末も、特に意外性のあるものでも無いです。
淡々と、あたかも詩が綴られるかのように展開する物語。
 
――しかしながら、読み終えてみると、不思議なせつなさが心に残ります。
ハードカバーの装丁に、ひとつひとつの文が短い為、まるで絵本のような印象を受けますが、実際に読んでみると「ただの絵本」では無いことが分かります。
目を見張る展開や、巧妙なトリックがある訳では無いですが、ココロの内側を揺さぶられる物語。
そんな感じです。
 
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といういことで、初レビューでした。
いやー、レビュー書くって難しいですねw。
向いて無いようですw。
 
↑は今日買った訳じゃないんですけどね。
最近表通りに進出してきた(笑)某所のアニメイトでぶらぶらしていた所、見覚えのあるイラストが目に付いたので手に取ってみると、なんと『リバーズ・エンド』の「橋本紡&高野音彦」コンビでしかも何故かハードカバー。
思わず脊椎反射で買ってしまいましたw。
ちなみにいと播きは、『リバーズ・エンド』初巻を浪人時代にうっかり読んでしまい、一週間ほど放心状態に陥った経験があったり(ぉ
まぁ、あの時は自分的に色々とナイーブだった時期でもあった訳ですが、それを差し引いても『リバーズ・エンド』の破壊力は相当なものでしたw。
特に初巻。
 
んで、そのコンビがなにゆえハードカバー!? という事で↑を買ったり。
定価1400円で、分量に見合うかというとぶっちゃけ否ですけども(ぉぉ
でも、なんか読みたくなっちゃうんですよねー。
 
高野センセのイラストもかなりの萌え具合ですよ!(ぉ
こう、「美麗」というよりは「巧い」絵ですね。
絵のタッチで魅せる感じで。
ホント画集とか出ないですかねぇ?

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