続・銅貨の話

2007年12月18日 日常
 
↓の方の日記で「狼と香辛料」の中に出てくる銅貨の話を書いたんですが。
ホントに実現できるのか不安になってきたので(←チキンw)、試算してみますた。
 
まぁ、読んでない人にとってはあんまり興味無い話かもしれませんがw
 

 
という訳で、試算途中で紆余曲折があったんですが、いちいち書いてられないのでとりあえず結論だけ。
作中のエニー貨のサイズが分らないので、計算の便宜と現実性を考えて、直径38mm・厚さ2mmの円形の銅貨であると仮定します。
次に、銅貨を詰める箱をたて400mm・よこ456mmの微妙に長方形な箱とします。
ちなみに、今回の詰め方では箱の高さは銅貨の直径の整数倍であればどうでもいいので(なぜかは計算してみよう)、無視することにします。
 
この箱のたて方向に銅貨を(立てた状態で)規則正しく並べた場合と、よこ方向に銅貨を(立てた状態で)規則正しく並べた場合で枚数を数えてみると、それぞれ2400枚と2280枚となり、120枚分の差が出ます。
2280枚詰めた場合は銅貨の列と列の間に少し隙間が出来るのですが、規則正しく並べようと思うとそれ以上は詰める事が出来ません。
 
箱に2400枚入った状態で五十七箱仕入れると、
 
2400×57=136800枚
 
それを2280枚ずつにして詰めなおすと
 
2280×57=129960枚
 
となり、余りは
 
136800−129960=6840枚
 
なので
 
6840÷2280=3箱分
 
となり、2280枚入りの箱が合計六十箱できるという訳です。

ということで、全体の枚数は同じまま箱の数を五十七→六十に増やせる事が理論上証明されました。 
見た目の差も殆ど無いので、詰め替え前後の二つの箱を見比べられてもバレる可能性はかなり低いでしょう。
他にも方法はありそうですが、とりあえず一例ということで。
  
さて、洗濯物畳んでもう寝よう・・・w
 

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