死神ナッツと絶交デイズ
2008年5月25日 趣味 コメント (2)未来は、可能性は不確定だ。
笑う。負ける気がしなかった。
ナッツの笑顔が見えた気がした。
主人公・ホローこと小石川幌右は、毎夜無人の学校に忍び込み、自称死神の少女・ウォルナッツと無駄話に興じるのを日課としていた。
その一方、クラスメイトの”未来が見える”少女・嘉島詩夏、詩夏の大親友の”絶交少女”星澄夜空との仲良しグループで過ごす平凡で平穏な日常。
しかし運命の刻は訪れる。
ようするに選択肢だよ、ホローさん。
――選択肢その一、夜空さんが死に、詩夏さんが生き残る、詩夏の世界。
――選択肢その二、詩夏さんが死に、夜空さんが生き残る、夜空の世界。
さぁ、どっちにする?
二人とも助けるべく奔走するホロー。
しかし予定運命と不確定性の狭間で次々と潰されていく選択肢。
やがて世界は未来を選び取ることなく崩壊を始めて―――
という話の本作。
直感的に手に取ったんですが、いや、なかなかに良作でした。
徐々に追い詰められていく圧迫感の中、ラストの展開がアツかったです。
あと、ロマン夏党とステイタス夜党は昨今の社会情勢的にはどっちが多数派なんですかね?(ぇ
コメント
ステイタス夜空派との事で、やはり社会情勢的には貧乳が(以下略
『死神ナッツと絶好デイズ』は結構検索で来てる方も多いので、ひょっとしたら続編が出たりするかもしれませんね。
自分としてもお気に入りだったので、期待大です。