烏丸紅子の名は忌むべきものとして乙女の楽園の正史から抹消されてしまった。
 
 だが、彼女はいたのだ。
 
 たしかにいたのだ。
 
 
 我々は、ほかの誰にもできぬ偉業を成し遂げ風のように消えた一人のズベ公、
 
 烏丸紅子に敬意を表し、
 
 
 一切をここに記すものである。

 
 
 
 
すげぇ・・・・・。
 
漫画版・青年のための読書クラブ読了、いと播きです。
 
原作が、今や直木賞作家・桜庭一樹先生でその漫画版という本作。
乙女の園・聖マリアナ学院で起こった、決して正史に残されることの無い抹消された筈の過去が記された『読書クラブ誌』と、その暗黒のクラブ誌を脈々と受け継いできた『読書クラブ』を辿るお話です。
各編毎に著名な戯曲をその物語のテーマに据えた短編連作集(たぶん)。
 
原作は未だ読んだことが無いのですが、物語全体に漂うこの雰囲気と話の展開、その恐ろしいまでの巧妙さはさすが桜庭先生と言うしかないですね。
歴代の読書クラブ部長の手腕には感嘆するばかり。
読書クラブ誌の執筆者がその時々の事件の当事者と深い関わりがあるのが(そしてその関わり方が)実に見事でした。
ペンネームもセンスあるなぁ・・・。
 
そして原作もさることながら、漫画のタカハシマコ先生の腕前も凄まじいです。
砂糖菓子の弾丸の時といい、桜庭先生の作品を漫画化する方々は凄いですな、ホントw
桜庭先生作品とか、あの雰囲気を漫画化するのはとんでもなく困難な気がするんですが、ところがどっこい実に見事に表現されてます。
なんという演出。
表紙一つとっても、本編のキーパーソンだけさりげなくカラーになってるとか(本編読むまで気付かなかったw)
これはまた、続きが楽しみな作品がひとつ増えたなぁ・・・。
 
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○電波女と青春男/ 入間人間&ブリキ
http://www.7andy.jp/books/detail/-/accd/32175054
 
続けて本の話ですが。
表紙がヱロかったので思わず手に取ったんですが(マテ 作者は『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん』シリーズの人だったんですね。
ヤンデレ分野は耐性が無く下手するとトラウマになりそうだったんで思いっきり敬遠球だったんですが、本作はヤンデレではなく電波女(と青春ポイントを稼ぐ男)のお話。
いや、それも大概ですがw
 
入間先生の作品は初めて読んだんですが、全体的にかなり装飾された単語が並ぶので慣れるまでは頭痛がしてました。
でも慣れると面白いですね、あと絵がヱロい(オイ
でも一番ヱロい絵が39歳の叔母さんだったとゆーのがちょっと切ない感じですが(ぉぉ
 
布団で簀巻きにされた美少女にロマンを感じさせてくれる良作でした。
字面だけみるとどうしようもなく猟奇ですが。
 
 
○最近の購入本
 
・とらドラ・スピンオフ!2 虎、肥ゆる秋/ 竹宮ゆゆこ&ヤス
http://www.7andy.jp/books/detail/-/accd/R0393854
 
大河が太る話(ぇぇ
竹宮先生は天才だと思いました。
なんか色々生々しかったんですが、ひょっとして竹宮先生の実体k(ry
 
・オオカミさんと洗濯中の天女の羽衣/ 沖田雅&うなじ
http://www.7andy.jp/books/detail/-/accd/32175050
 
うなじ先生が神過ぎる・・・・・!(中のカラー絵を見つつ
 
 
ホントは一冊一冊レビューっぽいものを書きたいところなんですが、このところ読書量が凄いことになっているのでとても追いつかない・・・・・w
好きな作品が増えたからとゆーのもあると思いますが、最近ラノベの発刊ペースが全体的に早まってませんか??
 
 
○日常の話
 
今日は読書以外殆ど何もしてない・・・・・・。
しいて挙げれば、夕食に入ったファミレスで正面が母&姉妹の親子連れで、手前に座った大学生ぐらいのお姉さんの方が腰がモロに見えてて最近の若い子はガードが緩いなぁと思ってたらあまつさえジーンズの下からあの魅惑の白いふにゃっとした柔らかそうな布地が見えててその素晴らしいサービス精神に心の中で二重丸を進呈したぐらいです。
ちなみにもし縞パンだったらハナマルを進呈してました。
ハナマル☆センセイション!(帰れ
 

コメント

ハニ丸
2009年1月13日19:12

えーろーすー

いと播き
2009年1月13日21:24

・・・ハニさんが?(ぇー

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