http://anime.biglobe.ne.jp/kurokami/
 
↑最新話だけBIGLOBEで観れるので最近観始めたんですが、なかなかに面白くて吉。
クロが実に良い動きをします。
流石はサンライズ。
 
 
さて、その作中で登場する、この物語のキーとなる『ドッペルライナーシステム』。
世の中には同じ容姿をした三人の人間が居て、「テラ」というエネルギーを分け合っており、テラの少ない二人の「サブ」が会うと事故や病気によって死亡し、テラの最も多い「ルート」がテラを吸収、「マスタールート」となりあらゆる面で成功を収める人生を送ることになる、というものなのですが。
ふと疑問に思ったのが、「そもそも最初からテラを分けておく必要はないのでは?」ということ。
最初からテラ100%の人間一人だけ作ればいいじゃん、と。
 
熱力学の第二法則によれば、自然界においてエントロピー(無秩序の度合い)は常に増大します。
例えば、なんら外的要因が無い場合、高温の物体と低温の物体(エントロピーの低い状態)を接触させると熱エネルギーの移動が起こり、平衡状態になろうとします(エントロピーの高い状態)。

従って、熱力学的見地からすると、自然現象としては誕生の時点でいきなりテラ100%の人間が存在する筈なのです。
しかしながらこの世界では、前述のようにドッペルライナーシステムが存在しています。
ということは、この世界は熱力学第二法則に従わない世界、あるいは熱力学方程式に未知の変数項、もしくは定数項に未知の変数を含む世界、と考えることが出来るのではないでしょうか。
 
ここで、本作のヒロイン「クロ」に着目してみましょう。
クロは「元神霊(もとつみたま)」としてテラのバランスを調整できるそうです。
ということは即ち、クロは前述の特殊な熱力学方程式の一般解なのではないでしょうか?
 
だんだん面倒になってきたので(オイ)要するに何が言いたいのかというと、第二話で主人公に「お前は何だ?」と訊かれた時に「クロです」でも「もとつみたまです」でもなく、「特殊熱力学方程式の一般解です」もしくはもっとフランクに「熱力学的びっくり少女です」と答えてあげると、より親切だったんじゃないかなぁ・・・とそういうどうしようもない馬鹿話(ぇぇー 
 
 
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○栗林みな実さんの『sympathizer』が実にロックな件
 
http://jp.youtube.com/watch?v=gGpi7gqYjpU
 
 
なんというロック・・・・・・!
にしても、上手い人はホント上手いですなぁ・・・w

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