神様のメモ帳〈4〉 (電撃文庫)
2009年7月12日 読書『きみは雛村壮一郎のことを、なんにもわかっていない』
涙の予感をまぶたで押し潰そうとしたとき、アリスの手が僕の二の腕に触れる。
『あれはそんなに安い男じゃない。預かったものは、絶対に返す。ほら』
四代目こと雛村壮一郎率いる不良少年チーム・平坂組。
そのもう一人の創設者、平坂が戻ってきた。
5年の歳月を経て、平坂組を潰すために。
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神様のメモ帳最新刊読了、いと播きです。
いやこれは・・・・・最後の最後でまさかの。
全然気付いてなかったのでびっくりしましたw
杉井先生、孔明すぎるw
今回はアリス率いるニート探偵団の一員(?)、四代目にスポットを当てたお話。
毎度のことながら、エンジンのかかったニートのあまりのカッコ良さに鳥肌。
その才能を他に活かせよとつくづくw
でもまぁ、ニートとしてはこれで間違ってないんでしょうねぇ・・・。
かの宮沢賢治もきっとこう言ったことでしょう。
そういうニートに、わたしはなりたい。と(マテヤ
それにしても、神様のメモ帳のこの雰囲気が好き過ぎる。
物語全体に漂う、「月明かりの夜」のような空気。
それでいて、真夏の夜のようにジリジリとしたアツさを持ってるんですよねぇ。
冒頭に書いたセリフ以降のくだりとか涙出てきましたよ。
四代目と平坂が交わした、兄弟盃以外の大切なものとかも。
確かに目に見えるものじゃないですが、大切にしてるかどうかは直ぐにわかるという。実に秀逸。
ところで今回作中にバンドが出てきますが、きっとバンド名は「feketerigo」のハズ(笑
ヴォーカルはどうみても神楽坂先輩です、本当にありがとうございm(ry
あとで調べてみたら、確かにギブソンのレスポール使ってたw
あと今回、ナルミがアリス殺し過ぎる件(ぉ
意図せず口説き文句言って赤面させるのは必須スキルですよね。
アリス可愛いよアリス。
にしても、アリスのベッドで寝たり飲みかけのドクペ貰ったり洗濯物クンカクンカしたり(ぇ)やりたい放題し過ぎてて羨まし過ぎる。いいぞもっとやれ(ぉ
そういえば、神様のメモ帳シリーズのメインヒロインはニート探偵のアリスでもクラスメイトの彩夏でもなくラーメン屋店主のミンさんらしいですが(笑)、今回に関しては激しく納得。
というか、ミンさん出てきたら多分30秒ぐらいで解決してたw
なんというチートキャラww
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