はやぶさの帰還
 
2003年5月9日、遥か彼方の小惑星へと旅立った第20号科学衛星MUSES-C:はやぶさが、その7年に渡る苦難の旅を終え、明日地球へ帰還するそうです。
 
その旅路は壮絶の一言。
 
数多の危機を日本の技術者の意地と執念を背に乗り切り、
満身創痍ながらも宇宙の謎を解き明かす欠片を胸に携え、
一心に地球を目指す誇り高き翼には、もはや賞賛の言葉しか思い浮かびません。
 
しかしながら今の科学技術では、残念ながらはやぶさを回収する手段は無く、地球の大気に散る運命となるそうです。
 
小惑星イトカワのサンプルを納めている可能性のあるカプセルは、オーストラリアのウーメラ立入制限区域に落下予定。
(↑の画像はJAXA公式「はやぶさライブBlog」より)
 
 
既に回収班の方々は現地でスタンバイされているそうですが、その中の一人、はやぶさのバッテリー再充電時の功労者・曽根 理嗣氏のメッセージが非常にアツいです。
http://hayabusa.jaxa.jp/message/message_022.html
 
 
 
はやぶさの観測はNASAも全面協力の上、航空機上からの撮影もされるとのこと。
スターダスト彗星探査機の時の映像は↓との事なので
http://www.nasa.gov/mov/141867main_stardust-reentry-20060127.mov
はやぶさもこのように映るのでしょうか。
 
 
 
はやぶさのカプセル大気圏再突入予定時刻は明日6月13日22時51分頃(JST)だそうです。
この小さな英雄を讃え、明日は西の空を見上げましょう。
 
 
###################################

コメント

お気に入り日記の更新

この日記について

日記内を検索