六百六十円の事情 (メディアワークス文庫)
2010年7月5日 読書『カツ丼は作れますか?』
読み始めて数ページで「やべぇ・・・これリア充の話か・・・・・」と非リア充の自分は暗澹とした気分になり、「彼女と一緒ならなんでも作れるかな。僕たちは特に・・・」のくだりでもし「彼女と一緒ならなんでも作れるかな。僕たちは特に子作りが上手なんだよ」と続いたらこの本を縦に引き裂いてやると心に決めつつ読み進めていったんですが、読み終えた今、結論から言うと もの凄く良かったです。
いや・・・・・これは・・・・・・・正直言って、諸手を挙げて絶賛レベルです。
おそるべし入間人間先生w
個人的にこういう話がツボだとか、特に第二章が気に入り過ぎたとか偏りは多分にあるんですが、とにかく『人と人のつながり』による表現の巧妙さ。
非常に緻密でありながら、でも頭をフル回転させなければ理解できないというものではない読みやすさの絶妙なバランスに鳥肌が立ちました。
そして何よりも、やっぱり第二章が好き過ぎる。というか羨ましすぎるw
小・中・高と暗黒の学生時代を過ごしてしまった自分に対する反動というのは分かってるんですが、それにしてもこれはいいなぁ・・・・・・・。
いいですよねぇ・・・・・・・透けるブラ紐(ぇぇ
いやまぁ、ブラ紐は二番目ぐらいに好きなところなんですが(二番目かよ
エピローグと併せて非常に好きな展開でした。
ほぼ毎週のように色んな新刊買って読んでたんですが、今週はたまたま特にめぼしいものがなかったので既刊の↑を買ってみたんですが、まさかの大当たりでした。
母親が泊まりに来てるという超展開じゃなければもっと長々と書きたかったんですが(吐血)、そうもいかないので早々に。
ていうかさっさと帰れよコノヤロウ・・・・・ orz
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